忍者ブログ
優依の独り言
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

にょた1D

いきなり少数派ネタ申し訳ない。・・・が、アンケートコメントで萌えたのでこちらで書かせていただきます!

朝起きたら女になってた無自覚1D。
で、攻めになるとドSになる2Dです。

続きからどうぞ

 朝起きたら、なんて。そんなことあるか!!と思っていたのに、まさか自分の身に起ころうとは誰が予想できただろう?

 
 黒インナーは問題なし。肩幅が余って袖が長くて腰周りが多少余るくらいだ。胸元がちょうどいいのは・・・まぁ、よしとする。
 ベストを着てみる。
 ・・・やはり腰が少々余るが、ベルト調節できゅ、としめられる。うん、ok。・・・腰周りはいいのに、胸元がきついのは何故?ベルトを最大に緩めてやっと留められた。
 鏡の中の自分を見てみると、どうにも顔が幼くなった気がする。背は10センチ以上縮んで、胸だけが飛び出て見える。
 女性で言えばナイスバディ?
 ズボンを履いてみた。・・・落ちる。ベルトでは最早留められないほどで、どうあがいてもずり落ちる。丈は余るし、ぶかぶかでとても履いていられない。

 さて、どうするか。
 
 さすがに下半身露出は・・・と視線を下げてみると、どうやらインナーがミニスカート状態になっていて、問題なさそうだ。
 うんうん、と頷いて、膝上10センチも気にしない。
 小さくなったけど、剣も銃も持てるし、筋力もある。仕事も大丈夫なのに満足した1Dはソファに寝転がった。


 


 
 珍しく寝坊した2Dは髪を書き上げながら階段を降りる。ソファで寝転がる人影が視界の端に映るが、どうせ1Dしかいない、と大して気にせず、通り過ぎる。・・・はずだった。
 見えたのは素肌だった。どう見ても生足。
 かと思えば、大事なところはインナーで隠れていて見えないし、ベストも着ている。・・・が、おかしい。
 何故、胸が。
 2Dは立ち止まり、呆然と見つめた。
 思わず手が伸びてしまったが、責めないであげてほしい。ついそれが現実なのかと、確かめなくては、という・・・ある意味反射的に動いてしまったのだ。
 
 むに。

 ・・・間違いなくそれは女性の胸で。

「ん・・・なんだよ、くすぐったい・・・」
 
 半分寝ていた1Dは目をこすりながら体を起こすと、自分の胸から離れていく2Dの手を掴んだ。
「アンタから触れてくるなんて珍しいな?おまけに起きるのも遅いし。先にメシ食っちまおうかと思ったぜ」
「・・・それは・・・すまない。すぐ支度する。・・・が、」
「ん?」
 伸びをして、ぱ、と立ち上がる。少しだけ高い2Dの視線を見上げる1Dには、自分が女性になっていることなんてすっかり忘れていて、軽く首を傾げた。
「どうした?」
 あまりにも1Dが普通なものだから、2Dは「・・・なんでもない」と言ってキッチンに入っていく。そんな2Dの後ろ姿をじっと見つめた1Dは、なぜだか、きゅん、と胸が高鳴るのを感じた。
 2Dに惚れているというのに、今更高鳴る鼓動が不思議で堪らない。
「・・・変な感じ」
 あの広い背中がなんだか愛しく思うのはなぜだろう。好きだから、では解決してくれない頭を冷やすべく、バスルームに向かった。
 
 フライパンに卵を落としながら、水音に気づいた2Dは、1Dがシャワーを浴びに行ったのか、と思う。しかし、朝のシャワーはいつも早いから、わざわざゆっくり作ることもないだろう、とベーコンも一緒に焼いて、パンを切り分ける。
 コーヒーのセットをして、簡単ではあるが、朝食の出来上がりだ。皿に盛ろうと、背後の食器棚へ振り向こうとして、でもそれより早く温もりが背中にあたり、両腕が胴体に回された。

「・・・ちゃんと髪を拭いて来い」
 
 肩にかかる雫は1Dの髪から垂れていた。いつも拭けというのに、彼(今は彼女だが)は肩にタオルをかけるだけで、2Dが拭いてくれるのを楽しみにしていた。
 だから、いつものように頭を拭かずに来たのだけれど。
「・・・だん、」
 1Dの腕の中で2Dが今度こそ振り向くと、そこには全裸の1Dがにか、と笑って立っていた。
 いくらか低い視線。細い体なのに胸だけが強調されて、体に押し付けられている。
 ああ、コイツは。

 自覚がないのだろうか。それとも、2Dしかいないから油断している?
 
 どちらにしても、2Dにとっては変わらなかった。
 目の前にいるのは1Dで、"女性"ということに。

「・・・拭いてやるから後ろを向け」
「ん」
 1Dは素直に従った。
 ああ、やっぱり全裸なのか、と。2Dは心の中でため息をつきながら、1Dの肩にかかるタオルを掴む。
 半ば乱暴に髪を拭く2Dの視界には、女性のすらりとしたしなやかな背筋と項が、・・・誘っているようにしか見えなかった。


 カプ。と音を立てる勢いで項に歯を立てる。
「っ・・・!」
「・・・」
「な、に・・・っ」
 ぞくりとしたものが全身を駆け抜ける。髪を拭いていたはずの手が、いつの間にかふくよかな胸を下から救い上げるように触れていて、1Dは身を強張らせた。
「朝、から・・・っなに盛って・・・んっ・・・」
「そんな体でうろうろしているお前が悪い」
 好きで女の体になったわけじゃない、と言いたいけれど、2Dの愛撫に口からは嬌声しか出なかった。





 
 ****
 すいません。濡れ場は明日。18禁になりそうなので、ここでひとまず区切りました。

 こんな感じでいかがでしょ?
 2Dにょたもいいけど、1Dにょたも楽しいかも。
 
PR
カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア

最新CM

最新TB

プロフィール

HN:
薫優依
性別:
非公開
バーコード

最古記事

カウンター

ブログ内検索