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優依の独り言
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突然のお別れ
ショップで数ヶ月一緒に働いた女の子がいました。
彼女は我が強く、よく衝突してました。
でも、私が困っていると手助けをしてくれることもあり、お互い好いていたわけではないけれど、普通に会話をしていた。

彼女はショップをやめて上京しました。
私は人を嫌いになれないので、彼女がその決断をした時はとても心配で、でもそれを告げることもなく彼女は上京。
それから数ヶ月・・・。

つい先日、彼女は夢に出てきました。
元気でした。
お腹が大きかったので、妊娠でもしたのかと思いました。
メールでもしようかと思ったけれど、私からのメールは返信してくれないかも、と思って結局なにもせず・・・。
ただ、元気そうな姿だったので、上京しても元気なのかな、とぼんやり思ってました。


友人と居酒屋にいた。
串焼きを食べてた。
携帯が鳴り、見知らぬ番号だった。
携帯に出ると、今ショップで一緒に働いている女の子からだった。

「・・・亡くなったって」
「・・・は?・・・え、ちょっと待って。亡くなった、って・・・」

告げられたのは状況した女の子の死でした。


お通夜に行ってきました。
行きたくなかった。お別れするのが怖かった。
顔を見たくなかった。怖くて、最初、彼女の顔を見られなかった。
ご親族の方に
「会ってあげて」
と言われ、彼女の顔を覗き込みました。

途端、涙が溢れて、小さく唸りました。

彼女は可愛い子でした。まるで眠っているような、その顔。
けれど、もう二度と動かない。

こめかみの頭痛が酷くなって、彼女に喝をいれられているような気分でした。

私より若い子が、どうして。
いなくなってしまったのか。
理解できても納得はできなくて。

くまのマスコット。あのリラックスしたクマ。
好きだった彼女のために絵本を買って、棺に添えて帰りました。

さようなら。

からあげパーティー、楽しかったね。
向こうでもからあげ食べてるのかな。

ご冥福をお祈りいたします。
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