ちょっとダークなので下げました。

心の闇を綴っています。不快感を与える場合がありますので、ご理解のある方のみ、進んでください。

続きからどうぞ。

時々、ふと思う。
人は何の為に生まれて、何の為に生きていくのか。
だって、命は永遠じゃない。
人の命も、この地球も。
この宇宙だって。どこまで広がっているのかわからない。
果て、って。ないんじゃない？
どこまでも続く闇の中にある地球が消滅した時、それでも宇宙は何も変わらない。
人の魂でさえ、行き場を失うような。
数十年後、無に還る時が来る。
明日かもしれないし、ずっと先かもしれない。
永遠なんてないけど、突然訪れることもある。
でも、そうしたら？
今までの人間たちの歩みはどこへ行ってしまう？
意味がない。
意義がない。

だからこそ、生きている間は誰かに必要とされたい。
自分という存在を知って欲しいから声をかける。
自分という中身を知って欲しいから話す。
自分という人間を必要としてほしいから優しくする。

だけとも関わらずに生きていくなんて、絶対に無理で。

どんな人生を送ったかでその人の価値が決まる。
なんて。
じゃあ、自分の人生なんて価値がない。
どんな人生を送ったって、死んだら全て終わりだ。
語り継がれる人なんて一握り。
それも、結局は地球が存在して、人間が存在しない限り意味がない。
なら、自分がここにいる存在意義はどこから得られればいい？


きっと、誰かに必要とされても、満たされるのは一瞬。
長続きしない。
だから同じことを繰り返して、必要とされるのを繰り返す。
でもやっぱり。
満たされるのはその時だけ。

自分など存在しなくてもこの世は変わらない。いてもいなくても、誰も何も変わらない。

・・・ただ。

死ぬ間際に誰かが泣いてくれたらいい。
死ぬ間際に必要とされてればいい。

生きてきたことも無駄じゃない。
生れ落ちたことを感謝できる。

でも、ソレまではどれだけの満足を得られるだろう？
毎日同じことを繰り返す中で、変化はあるのか？

・・・なにも、ない。
結局、なんにもなくなる。

どうすれば、いいのか自分でもわからない。
誰か教えてくれ。

優しくして、愛して、労って。
でもそれは結局、自分のためなんじゃないかと。
それは本当の優しさなのか、甚だ疑問だ。
見返りが欲しいわけじゃない。
でも、見返りが欲しい。
そんな矛盾の中でなにを見出せる？

ああ、でも。

アンタはこう言うだろう。

「人間の価値なんて、他人が決めることじゃないさ。自分の価値は自分で決めろ」

自分の価値？
そんなんどこにあるんだ。どうやって認めればいい。

こんな、なにもできない自分を。
人に価値を認めてもらった方が・・・いや。それでは満たされないことはわかってる。
だも、自分で自分価値を認めるなんて、もっと難しい。
ただ、やっぱり無に還ればそんなことも意味がなくなる。
なにをしてもなにも残らない。
人の記憶から、歴史から消えていく。
全てにおいて。

誰か、教えて。
俺は・・・。
私は・・・。

なんの為にココにいる？