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優依の独り言
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Black Heart's
黒妄想やばい 続きからどうぞ。 それは突然だった。
退屈な塔の頂上で佇んでいた黒の背後で地上に戻るための円盤が淡く光だした。 いつもは来客が来て決着が着かない限り動作しないそれが、なぜか客もいないのに作動するなんて初めてのこと。 この塔に変化が? それは黒が願ってもないことだった。 この退屈な塔には客は二人しか来ない。 他の客なら大歓迎だ。 腕を組み待ち構える。 青白い光の中で人影が揺らいだ。だがその人影は見覚えがあるもの。 なんだ、またか、と大袈裟にため息をついた。 「なんでため息なんか着くんだよ?」 その声は最近特にしつこい男の声だが、青白い光が収まると、黒は微かに目を見張った。 「・・・」 同じ姿だけれど、纏う気配も同じだけれど、明らかに違う。 あの坊やにはこんな色気はない。 黒い姿に黒は納得した。 自分がダンテの闇なら彼はネロの闇。 「おまたせ、俺のダンテ―――」 ゆっくりと彼の悪魔の右腕が黒の頬に触れる。吐息がぶつかりそうなほどの距離で黒はその体を抱き寄せた。 「待ってたぜ。・・・俺のネロ」 赤い瞳が楽しそうに、嬉しそうに。 艶を帯びて歪んだ。 誰も見ることのできない塔の遥か上空で二つの黒い姿と赤い瞳が重なりあった。 血液と激痛と、それに勝る快楽で幾度目かの果てが訪れた。 まだその身に暴力的な黒の陰茎を受け入れたまま妖艶に微笑む黒ネロ。 引き裂かれた黒い服は赤く染まり、肌にべたつく。いい加減邪魔になって剥ぎ取ってしまう。所々につけられた傷。それを舌でなぞられ、痛みとともに感じる快感に身を委ねる。 黒が腰を揺らすと、ぐち、という卑猥な音と共に結合部から、慣らさずに突き立てられたことで裂かれた後孔から流れる赤い血が混ざった白濁が溢れ出した。それは絶え間無く流れ、黒の下半身を汚す。 「ふふ・・・あんたので一杯だ」 黒の背中に爪を立てる。悪魔の右腕で刻まれた粗い傷口から伝う赤い血が背中を赤く染める。 彼等にとって痛みを与えるのが愛情であり、快感だった。 求め合い与え合う。 「・・・殺したいくらい好きだよ、ダンテ」 「ああ・・・殺してやろうか?ネロ・・・」 もう殺されるよ、アンタのトゲで。 歓喜と狂喜に満ちた赤。 だが、それこそが求めていたものだと、二人は荒々しく唇を重ねた。 **** というわけで黒様黒ネロです。でもって今黒ネロネロも書いてます。 黒ネロ同盟用のSS考え中で、本当に頭の中が黒一色でやばいです。アンケートも黒投票がvv ありがとうございます!! PR この記事のトラックバックURL: | カレンダー
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