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優依の独り言
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もうTwin Roseでいいですか
Twin Rose 以外タイトルが浮ばないの・・・
もうこのままでもいですか?

というわけで、久々の薔薇薔薇です。(薔薇薔薇が通称になってる;)

ネロと黒ネロは双子の姉妹です。女の子ですよ。
黒ネロの名前を変えたいなぁとおもいつつ・・・
ノアとかロアとかどうでしょ?一応、ある国の言葉で黒って意味がある言葉を名前風にもじってみたんですけど。ネロ・ノアとか・・・通称がノアで。キリアとクレドはネロって呼ぶけど、騎士団員や町の人にはからはノアとか。
・・・意見聞かせてください!

キリエは変わらず男性歌姫・キリア

クレドは魔剣教団騎士団団長。


では、黒ネロ登場です。
ので、R16かな?・・・にしておきます。
いまいち境目がわかりません;
 初めて・・・ではないかもしれないが、ソレくらい異様に感じる気配は、濡れていた意識を一気に乾かして、黒ネロは自分の上で激しく動く男の首に両腕を伸ばした。
 魔剣教団フォルトゥナ支部の寮の一室で行われる情事は決して一対一ではない。
 黒ネロの目の前に一人、後ろに一人。さらに横から自身を口に迎えさせようとする男が一人。・・・それをいやらしい目付きで見つめながら自慰をする男が数人・・・たった一人の少女に肉欲が向けられているが、それは常のことだった。
 どれだけ騎士団として都市を守っていても、白い制服を脱げばただの男───それを虜にする少女は普段の幼さを内に隠して、妖艶な笑みを浮かべた。
 
 この気配・・・強い男が来た。

 前と後ろからばらばらに突き上げられ、水音が響く。 
 互いの体液が体を汚す。でも決して汚いとは思わなかった。
 男たちの熱い息と少女の艶かしい喘ぎが狭い室内を満たしていく。

「ん、ん・・・っソコ、もっと・・・っ」
 黒ネロが求めれば、団員は細腰を掴み、更に奥へと穿つ。悪寒とは違うぞくりとしたものが体を支配する。
 襞をこすられ感覚は意識さえも麻痺させるほど強い快楽を生み出す。
「ァ、アッ!イイ、よ・・・っ」
 男の力に支えられて、黒ネロは腰をくねらせる。内襞は男たちに貪欲に絡みつき、絶頂は間近だった。
 口の中で男が弾ける。それを皮切りに、胎内と体内に白濁が吐き出された。
「ア───、は、あ・・・っ」
 熱を感じ、黒ネロは艶やかに笑う。
 ゆっくり抜け出す男たちに代わって、回りで見ていた別の団員が黒ネロに手を伸ばした。四つんばいにさせた黒ネロを前触れもなく犯す。
 抵抗もなく受け入れ、激しい動きに黒ネロは声をあげる。しかし、また別の男の自身に口は塞がれ、息苦しさを覚えながらも舌を絡ませ、強く吸い上げた。
 快楽に忠実な人間は見ていると、その浅ましさに笑みがこぼれる。なんて愚かな・・・人間たちだ、と。

 熱はあるけれど、上昇はしない。それでも男たちは無我夢中になって黒ネロを貪る。
 愛液と体液が混ざったものが溢れ、黒ネロの足を伝った。
 幾度となく吐き出し、それでも彼らはやめず、黒ネロもやめなかった。
 
 体も心も満たされる。でも、ただそれだけ。
 退屈しのぎに多数の男を相手にして、欲望を満たす。楽しいことが何一つない。・・・と思うのは今日でお仕舞いだ、と黒ネロは予感していた。

 激しい揺さぶりに口から零れる声を抑える事もせず、黒ネロは笑う。
 
 あの気配は、絶対に自分を楽しませてくれると。



 



 寮の一室の前を通り過ぎた男は黒い士団制服の裾を翻した。フードで隠れた顔。かすかに浮んだ口元の笑みはなにを意味していたのわからない。その襟元と袖口には幹部を示すピンが付けられていて、夕闇の中で妖しく光る。
「・・・これで全てが揃ったな・・・教皇」
 見上げた空は黒に混ざって朱に染まり始めていた。


 
 
 訪れる闇夜の中で、祭りの明るさだけが街を照らす。
 劇場では祭りの間休むことなく聖歌隊の歌が響きわたり、中でも外でも祈りを捧げる民たち。
 祈るのは平和。
 奉り崇めるのはスパーダ。
 恐れるのは悪魔。
 
 だが、彼らは知らない。
 欲望に忠実な悪魔よりも、理性のある人間の方が恐ろしいことを。

 気づかないまま、それは静かに牙をむいた。

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